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大宅壮一文庫から龍光さん関連記事届く

とても数時間では、まとめきれません。
知らなかったこと多数でわくわく。

ひとまず年代順に記事を整理。
初めて知ったエピソードを途中まで書き出しました。

●1966年8月21日 アサヒ芸能
吉行淳之介対談 連載47
タネも仕掛けも変わります
奇術の客寄せ戦術あの手この手で50年
※住所・・・・北区中十条3の20の記載


(1971年・・・天覧奇術)


●1973年5月3日 週刊大衆
男の履歴書5
買った女が一千人 手品氏・アダチ龍光


●1973年 婦人公論
私自身のタネあかし
※木村マリーニ一座、4〜5人で奇術だけの興行。樺太、朝鮮、台湾にも。1回旅に出ると1年は掛かった。
※結婚は30歳の時。


●1973年12月 潮
奇術、漫才、講談の世界の哀歓


●1974年1月 噂
うわさの検問所22
天皇までダマした手品師
ホスト
玉川一郎
近藤日出造
ゲスト
アダチ竜光
※木村春夫=本名 荘七、木村荘八の兄弟。
※役者時代、北海道に2年。1日仕事すると55銭。120円貯める。小樽の洋服屋で紺サージの三ツ揃いを55円で購入。靴からワイシャツ、カバンを揃える。一度実家に帰り、大阪の木村マリーニのもとへへ。しかしもう弁士をやめてた。「」
※木村マリーニ後に奇術をやめ、写真屋に。龍光もアルバイト。


●1974年4月27月 女性自身
ジャンボ企画 2
天皇、大いに笑う!
司会 橋本明
出席者
 三遊亭円生
 引田天功
 宝井馬琴
 アダチ竜光


●1974年6月27日 アサヒ芸能
幽霊大百科
コメント・・・下半身のない父の霊


●1974年7月20日 週刊読売
連載32 ぐうたら先生 冒険 熱血 激烈 対談
タネわかって奇術見ててもまた迫力あるもの
 →遠藤周作 「ぐうたら対談」の元


●1975年3月 小説サンデー毎日
苦心研究研究苦心対談
右か左か時計からパン
ホスト 吉行淳之介
ゲスト アダチ龍光
→「躁鬱対談」の元


●1976年9月23日 アサヒ芸能
芸と人 型破り人生
若いころには女郎とバクチ
アダチ竜光80年の粋な手さばき


●1977年1月13日 アサヒ芸能
極付「好色の女」大特集 コメント


●1977年6月21日 週刊漫画サンデー
近藤日出造・杉浦幸雄の歩く座談会・・・398
今週のゲスト アダチ竜光
これが本当にモテたというもの


●1978年1月 新評
人間模様・喜劇人たち
アダチ龍光・八十一歳・現役
「手が震えぬうちは舞台に立ちます」
※お宅は東久留米駅からほんの一、ニ分のところにある。駅前商店街の真裏。ここに越してきて11年。
※せっかちにエコーを吸っている
※父親は寺を継がせるつもりは無かった。継ぐつもりもなかった。
※上京時は会津を経由した。姉が金を工面した。会津で銀の時計を買った。
一度実家に戻り鉄道学校に行くため上京したのはこの後。
※役者時代、友人の女形、木村春夫に活動弁士になりたいと相談。春夫の兄貴が大阪千日前の映画館、敷島クラブで主任弁士をしていた木村紅葉。紹介状を書いてもらった。それが大正8年か9年。
※役者時代、北海道に2年。1日仕事すると55銭。120円貯める。
※木村紅葉、荘六(マリーニ)と名を変えて弁士をやめ、魔術の道へ。
※1〜2ヶ月稽古して、浜松の歌舞伎座で初興行。
※それから2〜3ヶ月で、月給35円
※7年木村の元で弟子をした後、東京の深川常盤亭の席亭が元締めの東西会(東京の芸人と大阪の芸人合同の組織)に入る。当時26歳。客に受けすぎて10日でクビ。
※木村とともに台湾、地方巡業。
※最初の芸名は、アダチ荘一(荘六の一番弟子)。後に高峰筑風(高峰三枝子の父)が「それは売れる名前ではない」と龍光と名づける。
※地方仕事が少なくなり、大阪の吉本興行に所属。のんき節の石田一松と大阪、京都、神戸、四国などを巡業。
※1928年に吉本で音曲をやっていた芸名、国野愛子と結婚。しばらく共稼ぎ。
※大卒の月給が50円の時代に給料100円。余興で30円、吉本と折半。
※1944年空襲で家を焼かれ郷里に疎開。村役場で戸籍主任。月給65円。
※石田一松が代議士に。終戦当時、東京への転入が難しかった。石田が手を回し、三木元首相在籍の「国民協同党」の党員という名目で上京。
※1945年から落語協会に所属。人手が足りないと寄席に駆りだされる。当時円生、志ん生はまだ満州から復員してなかった。しかし当時は客入りに応じたギャラ制度。3日で10円ということも。


(1978年・・・脳出血で倒れる)
(1982年10月23日午前8時15分・・・・没 急性心不全)

●1982年10月26日 週刊平凡
チョビひげの奇術名人
アダチ竜光さん大往生

●1997年12月13日 週刊現代
談志百選第6回
アダチ龍光

(2004.10.8.)

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