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3人の王様

とある小さな小さな村に3人の王様がいました。

あちらの王様は「今行くべし」という。

こちらの王様は「まだ早い」という。

そちらの王様には伝えても何を言ってるかよくわかりません。

わかりました。
それではどうすべきか民衆の声も聞いてみましょう。


見えました。

間を取りましてて「今行ける」ところはこの辺です。

こいつをまず表に出しまして、平行して「まだ早い」とされているところを詰めて行きましょう。


すると、あらあら、こちらの王様が癇癪起こします。

「民衆の声など聞くな。そのようなものに引っ張られてなならぬ。」

さすがは王様、意味が不明です。

あちらの王様とそちらの王様の思惑もありますし、私めといたしましても、民衆にアピール出来るか否かは、民衆の声に耳を傾けまして、好評を確信いたしましたからにして。。。


「ならぬ! ならぬ! あちらの王様もそちらの王様も何も理解しちゃおらんのじゃ!」

王様同士は毎日ガンクビ揃えて並べて一体何をしてるんでしょう。

あちらの王様は「今行くべし」という。

こちらの王様は「まだ早い」という。

そちらの王様には何言っても仕方がない。

「説得材料揃えて根回し根回し? あほか。」

と家臣は思います。


王様同士は毎日ガンクビ揃えて並べて一体何をしてるんでしょう。


「腹割って話しとけ。」

と家臣は思います。


「したいのは政治でなくてモノ作りであり、答えを知っているのは王様じゃない、我々民衆である。」

と家臣は思います。


「こだわってうまいことやるしかないのだけれど、正直こういう吐き気がするような、怒りをモチベーションの元にするようなことにはもう関わりたくない。」


と家臣は思います。

「無意味な余計なところで疲れたくないんだけどな。」

と家臣は思います。


「『Fのブルース」』である。」
と家臣は思います。

ふざけた老いぼれは、素直にそこを去れ


めでたしめでたし。