ひとりごと
口八丁手八丁で金集めする虚業や、暗躍者気取りの薄っぺらい根回しでヒヤヒヤしたり、悦に入ったりしている輩の気が知れない。
しかし、
「何でこの人はこんなに頼りないのだろう」
「どうしてこの人には、言っていることが通じないのだろう」
「どうしてこの人はこうもとんちんかんなことを言うのだろう」
と考えたり、苛立ったりしている時は、結局のところ、自分自身に相手に伝える能力が足りなかったり、下手だったり、人の話に耳を傾ける余裕がないことが悪い。
あの人は僕ではないし、僕はあの人ではない。
「面倒だから、いちいち伝えるくらいなら自分でやった方が早い」
と意地になっている時は、大した成果につながらないことが多い。
人と喜びや面倒臭さや達成感を分ち合える少しでも大きな仕事がしたい。
なんてなことを考えるようになったのはここ数年の話。
何事も物事には機嫌よく取り組みたいと心から思う。
そんなに上手にできないんだけど。